iPhoneのガラスが割れるときの大半は落下による衝撃です。
ガラスが割れるほどの衝撃なのでフレーム自体も凹んだり曲がったりと変形することが多いです。
割れたガラスは交換で綺麗になるのですがフレームの変形に関しては対応していない店舗も多いです。
スマホゴールド新宿本店では専用器具を使いフレームの修正も行っております。
iphoneのフレームの変形とは
フレームの変形は大きく分けて2つです。
『凹み(へこみ)』 と『ゆがみ』
『凹み(へこみ)』
iphoneを落下した時にぶつかった部分がフレーム側に凹み、ガラス面を圧迫しガラスを割ります。
凹みが大きいとガラス交換をしても凹んでいる部分が邪魔をして取り付け時に閉まりません。


フレームの凹みを直す方法として削るという方法もあるのですが、凹みが大きい場合はガラスが収まる大きさを確保する為、削る部分が多くなり密閉度が下がります。
そのためフレーム修正をする必要が出てきます。
『ゆがみ』
ゆがみはiPhone6plusが出た頃から問題になっていました。
本体サイズが大きくなった為、iphoneをジーパンのポケットなどに入れて座った時などにググッと曲がってしまうケースや
写真のように一点に力が加わる、ドアなどに挟んでしまうケースです。
ゆがみは酷くなると修理不可能になります。
iphone内部の基盤(ロジックボード)まで変形が伝わると基盤のICチップ等が破損して、電源すら入らなくなってしまいます。
多少なりとも反応があるうちに修理に出すことで直る可能性があるので、なるべく早くお持ち込みすることが肝要です。
実際の修理
- iphoneの右上部が大きく内側に凹んでいます。
- ガラスを外し、フレームだけになるとRになっているべき部分が内側にえぐれています。
- 専用工具にて修正すれば元通り、Rが出来て交換後のガラスがすっぽり収まるスペースを確保できました。
- 新しいガラスをはめて修理完了です。
作業にかかる時間
通常のガラス交換は10分~30分程度完了いたしますが。フレームの修正が必要な場合はプラスで30分ほどかかります。
前にも述べたようにiphone内部の基盤(ロジックボード)が破損してしまうと電源すらつかなくなってしまいます。
フレームを修正するには大きな力がかかりますので、本体内部の部品をすべて取り外します。
ロジックボード以外は交換すれば直りますが、ロジックボードだけは壊れてしまったら最後、元に戻すことはできません。
大事なデータが無くならないよう、慎重にすべてのパーツを取り外してから行う必要があるのです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?以上がフレーム修正の修理についてでした。
カバーをつけることによってほとんどの細かい傷は防ぐことが出来ます。
頑丈なカバーであればあるほど落下した時のキズも防げます。
それでも不注意でビルから落としたり、車などで踏まれたりと大きくキズが付くことがあります。
そんな時でもあきらめず、修理店にてご相談することで大事なデータを取り出すことが出来る場合があります。
電源が入らない場合でも一度相談してみてはいかがでしょうか?